佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です!  PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。

SAGA MAGA

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2017.12.05

「みえない世界遺産、みえつ」で、『SAGA三重津』を熱唱する♪

「記念館の建物、カッコイイですよね」と記念館をバックにポーズをとる


 11月のイベントシーズン、佐賀市プロモーション大使のはなわさんは、佐賀県各所で行われたお祭りやイベントへの出演が目白押し、でした。そんな中、11月12日、「さが三重津(みえつ)祭2017」のステージに出演されたはなわさんに、会いに行ってきました。イベントでは、会場となった三重津海軍所跡(=佐野常民記念館)が2015年に世界遺産に認定されるまでのプロセスに、はなわさんが関わっていたという〝秘話〟も飛び出しました。


朝早くから集まったお客さんたちの前で、『三重津~三重津~三重津~♪』と熱唱するはなわさん


はなわさん、世界遺産認定に一役買う

 この日、冷たい風こそ吹いていたものの、天気は快晴。朝9時からの開会セレモニーのあと、さっそく、ステージにはなわさんが登場しました。朝から集まった皆さんはおまちかね、です。
 ここで明らかにされたのが、ここ「三重津海軍所跡」が世界遺産に認定された時の話……。
「じつは、三重津海軍所跡を世界遺産にしようというプロジェクトの一員に加わっていまして、『佐賀県』のメロディで『SAGA三重津』というPRソングをつくったんです。その曲が、うちの次男坊が小学生の時、学校の給食時間に流れていたらしく、『恥ずかしいから、やめてくれよ!』、『世界遺産認定のためには、しょうがないんだ!』と息子に言い聞かせていたことを思い出します」(はなわさん)。
 
 世界遺産認定に一役買った『SAGA三重津』を久しぶりに披露(ひろう)して、「三重津、三重津、三重津~♪」と歌うはなわさんの声が、三重津の地に響き渡りました。


世界遺産登録が決定した時のことを語るはなわさん


「みえないみえつ」が世界遺産に認定された日

 三重津が世界遺産に認定された日のことを、はなわさんは鮮明に覚えているそうです。
「2015年7月8日、『世界遺産に決まりました』と連絡を受けた時は、東京のテレビ局で、芸人仲間と一緒にいました。オレが『世界遺産決まったよー!』と報告すると、みんなに、『なんか、よく分からないけど……(笑)』と言われながらも、一緒に万歳三唱をしました。あの時は本当にうれしかったです。地元にいた皆さんは、もっとうれしかったでしょうねえ。〝世界の宝物〟が佐賀の三重津にある、ただ、この宝物は目には見えないんですね(笑)」


VRスコープをのぞいて、150年前の風景をお客さんにレポート


 三重津海軍所跡は、三重津(みえつ)の名前とも掛けて、「(見えつといいながら)見えない」ことが一つの話題にもなっていますが、それを「見る」ための装置にVR(バーチャルリアリティ)スコープがあります。
 四角い箱のような形をしたVRスコープを使うと、地上には何もなく、ただの広場にしか見えない三重津海軍所跡に150年前に、佐賀の七賢人にたたえられる佐野常民が作った三重津海軍所の様子が映し出されます。ステージ上でVRスコープを装着し、のぞいてみたはなわさんは、「きれいですね!」「小舟が見えますよ」「このあたりの地形は、150年前とそんなに変わらないんですね」とさまざま感想を述べていました。

 はなわさんは、秋篠宮妃紀子様が佐野常民記念館を訪問されたことを知って、興味を持ち、プライベートで訪れたといいます。「記念館の建物も立派ですし、すぐ近くにある干潟(ひがた)はのんびりできて、ホッとしますね」(はなわさん)。


「佐賀に移住したからこそ、説得力があります」

 そのほか、東京から、ご家族と一緒に佐賀に移住しての〝住民目線〟のお話も聞けました。
「13年前、『佐賀県』という歌をリリースして、以来、佐賀県のおかげでこの仕事をやってこれました。だから、一生かけて、家族で佐賀に恩返しをすると決めているんです。佐賀と東京を行き来していると、佐賀の話をするにも説得力が出てきます。佐賀の特産品もすぐに買って東京の人に渡せます。佐賀のりはめちゃくちゃ喜ばれますよ! 日本酒も美味しいですし、米や野菜も最高です」と力強く語りました。
 さすが、佐賀市プロモーション大使、説得力十分です。

 ステージ終盤で、今年5月にリリースし、ただいまヒット中の『お義父さん』を披露すると、お客さんは「待ってました」という雰囲気で、はなわさんの歌に聞き入っていました。
 ステージ終了後のはなわさんのコメントです。
「三重津海軍所跡が世界遺産に登録されてよかったです。今日は、三重津のお祭りに招(よ)んでもらって感謝しています。『お義父さん』の曲も歌の舞台は佐賀ですので、地元で歌うほうが、感情がより出ますね……」
 三重津の地元の方たちも「はなわさんが来て下さって、今年の三重津祭は去年より盛り上がりましたよ。生(なま)で歌が聞けて感動しました」と喜んでおられました。

 みなさんもぜひ、佐賀市の世界遺産「三重津海軍所跡(佐野常民記念館)」に足を運んでみてはいかがでしょう?


●佐賀市シティプロモーション室動画「みえない世界遺産、みえつ」
https://www.city.saga.lg.jp/main/26597.html
●「三重津海軍所跡・佐野常民記念館」ホームページ
http://www.saganet.ne.jp/tunetami/

はなわ

Hanawa

優木まおみ

Yuki Maomi

吉武大地

YOSHITAKE DAICHI

中越典子

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宇都宮直高

Utsunomiya Naotaka

はなわ

PROFILE

はなわ Hanawa

髪の一部を細長く立たせたヘアスタイルがトレードマーク。ベースギターを特技とするバラエティタレント。本名:塙 尚輝(はなわ なおき)、1976年生まれ。佐賀県立佐賀東高校卒業後、東京アナウンス学院お笑いタレント科に進学。在学中から芸能事務所に所属し、バラエティ番組に出演。NHKの『爆笑オンエアバトル』に第1回から出演し、全国にその名が知られるようになる。2001年、プロ野球選手・松井秀喜の物真似で人気急上昇。
2003年、シングル『佐賀県』でCDデビューすると、オリコン初登場9位、総売上枚数約25万枚の大ヒットになり、同年『第54回NHK紅白歌合戦』に出場。バラエティのみならず、ミュージシャンとして楽曲を提供、男装アイドルグループ『風男塾』のプロデュースにも携わるなど幅広い活躍を続ける。東京と妻子の住む佐賀市を行き来しながら、佐賀の地域活性化にも関心を寄せる。