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2017.12.13

大好きなバルーン、住みやすい町佐賀、明治維新の偉人たち……バルーンフェスタ会場でのトークショーは大盛況

「またバルーンの会場に帰ってこられて嬉しい」と語る中越さん。  写真・水田秀樹

 佐賀が誇る晩秋の風物詩「2017佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が、11月1日~5日まで佐賀市嘉瀬川(かせがわ)河川敷で開催されました。11月4日は佐賀市プロモーション大使の中越典子さんが、バルーン会場のイベント特設ステージで秀島市長とトークショーにゲスト出演、立ち見客が出るほどの大入り満員の中で、佐賀にちなんだ話が繰り広げられました。
 今回は、中越さんと市長のトークショーの様子をお伝えします。


超満員の会場でトークが始まりました。

昨年、交わした約束が実現

 中越さんは、昨年も、バルーン世界選手権が行われた際のトークショーに出演されましたが、その折、「市長、来年もまたこの場所に来たいです。招(よ)んでくださいね」と発言。その言葉どおり、今年も市長とのトークショーが実現しました(昨年のトークショーに参加された方はよくご存知かもしれませんが)。


2年越しの約束を果たして、楽しそうな中越さんと秀島市長。

佐賀は広いと感じる理由(わけ)は……?

 今年5月に第一子となるご長男を出産され、ママになった中越さんは、大のバルーン好き。バルーンの季節にお子様も連れての里帰りがかないました。
「飛行機でお隣になった方に、子供連れでご迷惑をかけるかなと思い、ご挨拶をして、『どちらからですか?』とお尋(たず)ねしてみました。すると、お仕事で何年か佐賀に住んでいらしたそうで、佐賀が大好きになって、バルーンシーズンに合わせて佐賀にお見えになっていたんです! そのお話を聞いて、本当に嬉しくなりました。自分の故郷を好きになってもらえて、ちょっと照れくさいような……」(中越さん)


中越さんのこの笑顔に、会場に詰めかけた人たちもハッピーに。

 秀島市長に「佐賀の魅力はなんだと思いますか?」と質問されると、中越さんは、「広く美しい景色でしょうか。飛行機から眺めていると、どこまでも広がる佐賀平野や、有明海に浮かぶ色とりどりの海苔網などが、とても美しく癒されるんです。こんなに大きなバルーンフェスタが開催できるのも、いい意味で、高い建物がなく、広い佐賀だからだと思うので、これは自慢できます。心が落ち着き、ほっとできる、私の自慢の故郷です」と答えました。「30分あれば海にも山にも行ける。ほどほどに田舎でほどほどに都市化しているのが佐賀でしょうか」というコメントにうなずく中越さん。


来年から始まる「肥前さが 幕末維新博覧会」についても紹介。

「好きな佐賀の偉人は大隈重信さんです」

 今年のトークショーは、来年3月から始まる「肥前さが 幕末維新博覧会」にちなんだ話でも盛り上がりました。これは、明治維新150周年を記念して、佐賀市内をメインに、県内全域にわたり、明治維新を掘り起こし、明治維新からの150年の偉業を顕彰(けんしょう)しようという試み。みなさん、よくご存知のように、幕末から明治維新にかけて、日本をリードした「薩長土肥」の一角をなした、ここ肥前藩からは多くの偉人が輩出され、世界にも伍する進んだ技術や考え方をもとに、時代を力強く、前に進めました。トークでは、「中越さんの好きな佐賀の偉人」を秀島市長が質問。
「小学校高学年の頃に、社会の自由研究で『佐賀の七賢人』について調べたことが記憶に残っています。七人のうち、私が好きなのは大隈重信(おおくましげのぶ)公です。この機会に改めて大隈さんの本を読んだのですが、彼の前向きな精神に深く感銘を受けました。」


「肥前さが 幕末維新博覧会」の話に聞き入る中越さん

 大隈重信(1838-1922)は、日本の総理大臣を2度つとめた政治家であり、また、日本を代表する早稲田大学を創設した教育者として、近代日本の礎(いしずえ)づくりに大きく貢献しました。重信が外務大臣任期中に、重信が提唱する条約改正に反対する国粋主義者の青年に襲撃され、乗っていた馬車に爆弾を投げつけられたのです。右足を切断する大けがを負ったにも拘(かか)わらず、「足がなくとも他のところに栄養がいくからいいのだ」といって笑い飛ばしたというエピソードが残っています。

 当時の佐賀や佐賀出身者には、新しい日本を創るという理想を掲げて、命を燃やした人たちが多くいました。世界遺産に登録された「三重津海軍所跡」をはじめ、佐賀市の街中にも、その頃の遺跡や史跡、名残をしのぶことができます。
 「佐賀のことを、これからもどんどんPRしていきたいです」と、力強く宣言する中越さんの活躍も、佐賀の良さを広くPRする大きな助けになっています。中越さんのことばが「幕末維新博覧会」にも力を与えてくれる……そう感じられた今年のバルーン・トークショー「明治維新150年 中越典子 佐賀の魅力を大いに語る」でした。


「佐賀の偉人の中では、大隈重信が好きです」と中越さん。小学生の頃は、佐賀の七賢人について学んだお話もされていました。


○中越典子さんのインスタグラム
https://www.instagram.com/nakagoshi_noriko.official/?hl=ja
○「肥前さが 幕末維新博覧会」ホームページ
平成30年3月17日(土)~平成31年1月14日(月・祝)
https://www.saga-hizen150.com/

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中越典子

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中越典子

PROFILE

中越典子 Noriko Nakagoshi

1979 年12 月31 日生まれ。佐賀県佐賀市出身。佐賀県立佐賀北高等学校(芸術コース)卒業。上京後、女 性ファッション紙のモデルとしてデビュー。2003 年、NHKの連続テレビ小説『こころ』で浅草の老舗ウナギ屋の 娘・ヒロイン・こころ役で主演に抜擢され女優として本格始動。以降、テレビドラマや映画、舞台、ナレーターなど 幅広く活躍中。 趣味は映画鑑賞、陶芸。特技は絵画・シルバーアクセサリー作り。オフィシャルインスタグラム:
https://www.instagram.com/
nakagoshi_noriko.official/