佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です! PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。
佐賀市プロモーション大使 宇都宮直高さんが、吉武大地さん、宮原健一さん、松村湧太さんと共に佐賀を旅する企画、2軒目は、三瀬を訪ねる目的地として先ず挙がる人気の直売所「マッちゃん」。大和町の肥前名尾和紙工房を後にした4人は、国道263号を三瀬方面へと向かい、「まっちゃん」に到着しました。
宇都宮さんにとって「マッちゃん」は家族の想い出の場所だったそうですよ…。
店内には「佐賀弁ラジオ体操」の映像が流れるデジタルサイネージが…
宇都宮さん、ここに訪れるのは佐賀にいた時以来、約20年ぶりくらいだそうです。
「昔、家族と一緒に来ていました。どんぐり村に行って、マッちゃんに行って…というのがお決まりのコースでした。当時は買い物について行き、産地のことなど気にしていませんでしたが、東京に住んでいると、佐賀の野菜が気になるようになりました。スーパーで、「佐賀産」の野菜を見つけると買うようにしているんですよ。マッちゃんは、リニューアルして店内の印象がガラリと変わりましたね」。
店内は、売り場と食事処があり、「マッちゃん農園」で収穫される旬の野菜を中心に、採れたての野菜や自家製の「ざる豆腐」、佐賀の加工品などが豊富に揃います。
売り場を回る前に、食事処に足を向けてみました。ここには、佐賀市のデジタルサイネージが設置されており、佐賀市の観光情報やあの「佐賀弁ラジオ体操」が流れています。これは、ぜひ、画面を見せてもらわねば…。
食事処にいた店長に自己紹介をしていた宇都宮さんは、佐賀弁ラジオ体操冒頭の「だいでんよかね~」を生声で披露すると、店長の目が丸くなり、表情がパッと明るくなりました。「あ、体操と同じ声だ!!」と興奮気味。宇都宮さんと握手を交わす場面も。
画面に「佐賀弁ラジオ体操」が映し出されました。宇都宮さん、吉武さん、宮原さん、松村さんは、画面の前に立ち、音に合わせてラジオ体操を始めました。自分の声を聞きながら体操をする宇都宮さんは、照れているようにも見えます。他の3人は、仲間の話題作を聞きながら嬉しそうに体を動かしていました。
「佐賀弁ラジオ体操がここまで広がって、影響の大きさに驚いています。声を聞いて、自分だと認識していただけてうれしいです。この仕事を担当させてもらって本当に良かったーと思います」と宇都宮さんは、喜んでいる方々と直に会って目を輝かせていました。
売り場ではやんちゃな少年のような4人
売り場に戻ると、4人は店内を回りはじめました。大人男性の顔よりも大きなナスやズッキーニをを手に取り、カメラに向かってポーズをとる姿は、修学旅行の1シーンのよう。大人でも心躍る野菜は、まっちゃん農園や地元の農家さんの手によるものです。毎日売り場には新鮮な野菜が並び、棚の野菜が減ってくると、まっちゃん農園から収穫してお店に並べるということもあるそうです。人気の直売所の秘密を見たような気がしました。
マッちゃん農園の野菜をふんだんに使ったバイキングも人気
目移りするほどの売り場の新鮮な野菜や総菜、加工品のほかに、食事処でのランチバイキングも魅力の一つです。常時30種類以上ものメニューが店頭にズラリと並び、食べたいものを選んで重量で精算するというシステム(100g150円、一部メニューは単価買い)。お店で手づくりされる「ざる豆腐」も食べたい分を購入できます。
煮物や揚げ物など、常時30種類以上のメニューが並びます。内容は都度変わるので、行くたびに楽しみがあります。季節の野菜の天ぷらはおすすめメニューのひとつです。
取材で訪問した時には、あいにく食事の営業を終えていましたが、「今度は食事もしてみたいなー」とつぶやいた宇都宮さんに、一同「またみんなで来れたらいいねー」。修学旅行のようなワクワクが詰まった三瀬での時間に、後ろ髪を引かれるような思いで、佐賀市街への帰路につきました。
宇都宮さんの「佐賀を旅する」、仲間たちと巡った三瀬の旅はこれにておしまい。機会があったら、また佐賀を旅してもらいましょう。
三瀬へ行ったら、「マッちゃん」で美味しいものの調達と佐賀弁ラジオ体操を楽しんでくださいね~。
マッちゃん
佐賀県佐賀市三瀬村杠246-1
電話 0952-56-2705
営業 8:00-18:30
※10月~3月は、8:00~18:00