佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です!  PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。

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2017.05.01

吉武大地さん・佐賀市でハートフルコンサート開催

●SAGAMAGA編集部発●


来佐してすぐに、ラジオ番組に出演
 佐賀市プロモーション大使を務める吉武大地さんが、4月28日に佐賀市・浪漫座で開催された「ハートフルコンサート」を前に、えびすFMのラジオ番組に生出演して、パーソナリティの藤田さんと佐賀にまつわる楽しい話で盛り上がった。


プロモーション大使に就任して1年を経て「微力ながら、SNSやコンサート、ラジオ番組などで佐賀のことを発信してきました。地元佐賀からの発信だけでなく、佐賀以外に住む僕のような立場の者が、色々な場所から発信することも大事で、PRに繋がると思っています」と日々の佐賀PRについて語っていた。


コンサートは、新しい演目や衣装に目が釘付け!





 本番当日、「ハートフルコンサート」では、母で声楽家の吉武まつ子さんと共に、美しい歌声と完成度の高いパフォーマンスで、訪れた観客を魅了した。今年で6回目を数えるこのコンサートは、東日本大震災の復興を願い、親と子の絆、命の繋がりを伝えて行こうと、吉武大地さん、吉武まつ子さんが立ち上げ、その思いに賛同する音楽家が集まり、音楽の輪と復興への想いを繋いでいる。
 今回は、みやき町出身のテノール歌手 宮原健一郎さん、尺八演奏家の松村湧太さん、ピアニストの小林ちからさんが参加し、第一線のプロによる贅沢、豪華なコンサートとなった。


吉武まつ子・吉武大地 親子


 オープニングでは、東京のデザイナー 鶴田能史さんが手掛けるブランド「tenbo」の衣装を身にまといステージに登場した吉武さん。スーツやネクタイを幾重にも重ね、重厚な鎧のようにも見えた衣装は、長身の吉武さんによく映えていた。


 佐賀のバルーンをイメージしてつくられた「Fly High」や佐賀の民謡「岳の新太郎さん」「おりきんばっちゃん」といった、佐賀馴染みの曲を演目に入れた他に、吉武さんが主演を務めたミュージカル「ハートスートラ」の中からの1曲が披露されたり、6月にリリースされる新曲をお披露目したりと、地元のファンをワクワク楽しませる内容で、観客はステージに釘付けになっていた。
 また、一人オペラ「ソメコと鬼」では、吉武まつ子さんが5歳の少女を熱演。まつ子さんの語りに合わせて松村さんがピアノ演奏で掛け合いをして息の合ったところを見せ、会場は微笑ましい雰囲気に包まれた。



 夜の部でのラストでは、鑑賞にきていた小城高校の学生をステージに呼び寄せ、全員で「ふるさと」を熱唱、会場が一つになった。
「今年度から新しく宇都宮直高くんがプロモーション大使になって心強いです。一緒になって、これからも佐賀のこと盛り上げていきます!」と客席に向かって宣言していた吉武さんは、7月に佐賀市 浪漫座で開催される新大使 宇都宮さんとのコンサートを控えている。詳細は、SAGAMAGAで紹介していくので、お楽しみに…。

はなわ

Hanawa

優木まおみ

Yuki Maomi

吉武大地

YOSHITAKE DAICHI

中越典子

Noriko Nakagoshi

宇都宮直高

Utsunomiya Naotaka

吉武大地

PROFILE

吉武大地 YOSHITAKE DAICHI

声楽家(バリトン)。1979年2月28日生まれ。佐賀出身で画家の父・研司さんと、声楽家の母・まつ子さんの下、幼い頃から芸術に触れる環境に育つ。東京藝術大学卒業後、イタリア留学、ミラノ音楽院卒。帰国後、男性ヴォーカルグループ「ESCOLTA(エスコルタ)」でメジャーデビュー。オペラ、ミュージカル、音楽舞踊劇などに出演。2009年青山円形劇場にてソロコンサート「大地の詩」をスタートし、さいたま芸術劇場にて毎年夏に開催。クラシックコンサート「Voce」、小中学生に音楽の素晴らしさを伝える「アウトリーチ・スクールコンサート」、被災地にピアノを届け、音楽空間を創り出すプロジェクト「Rising Sun」などを展開。