佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です! PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。
7月1日は佐賀市柳町の浪漫座、2日は佐賀バルーンミュージアム、3日は佐賀県庁1階の県民ホールと、連日、コンサートを行った吉武大地さんと〝ハートフルな仲間たち(テノール歌手の宇都宮直高さん=佐賀市プロモーション大使、みやき町出身のテノール歌手・宮原健一郎さん、京都出身で、尺八・ピアノ・ヴォーカルの3つを担当する松村湧太さん)。
コンサート日程を無事終了し、リラックスモード全開の四人は、街の暑さを逃れて、一路、三瀬(みつせ)高原へと向いました。「佐賀では何度もコンサートをしていますが、四人で佐賀を回るのは初めてなんです」と吉武さん。
三瀬高原は標高500メートル、市街地とは気温差が4度くらいある「佐賀の避暑地」、国道263号線を40分ほど、ひたすら北上していきます。お隣の福岡県からもほど近い、最近人気の高いエリアで、地元でとれる良質の野菜を使ったレストランやカフェ、レジャー施設、温泉……また、農産物直販所が5つも点在しています。
なかでも全国的に有名なのが「やさい直売所マッちゃん」。そこをぐるりと回りこむようにした向こうに、今日の目的地、ふくろうの大きな看板が目印のふ「シュエットの森」が見えてきました。
未知との遭遇! ふくろうとの交流
ここでの体験のひとつは「ふくろうに触れること」。今回は、取材ということで、特別にふくろうに触れさせてもらいます。
「東京にも猫カフェや鳥のいるカフェは沢山ありますが、ふくろうがいる店に行くのは、これが初めてなんです。ちゃんと、なついてくれるかなあ」とつぶやきながら、車を降りた吉武さん。
お店に入ると、笑顔が素敵な店長さんにお迎えいただきました。竹原アイリーンさん。三瀬の魅力に惹(ひ)かれて、家族と福岡から移住してこられて、ふくろうとフクロウ雑貨を扱うこのお店をオープンした方。
ご主人はお向かいのソーセージの店「アーノヴルストカート」で、手作りソーセージの販売や、三瀬産の素材を使ったハンバーガーやホットドッグを出すお店の店長をされています。
そして、お店の奥には、ふくろうが2匹、待っていました……。
アイリーンさんの手ほどきを受けて、フクロウをかわるがわる手や腕に乗せてみる4人。なかでも、吉武さんは、フクロウと心が通じ合うのか、見つめ合う時間が一番長かったような気がします。
「最初はちょっと怖かったけれど、実際に手の上に乗せてみたら、とにかく可愛いんです。とくに、楓(ふう)ちゃんの白いお面をかぶったような顔が、人間みたいで、思わず見つめ合っちゃいました。見つめていると、何を考えているのか分かり合えるような気がしてきて、フクロウと恋に落ちました(笑) きっと楓(ふう)ちゃんも柚ちゃんも何か感じてくれていたと思います。これはフクロウが飼いたくなっちゃったな~」(吉武さん)
とはいえ、東京に連れては帰れませんので、お店の中にところ狭しと並んでいるふくろうグッズを見てまわります。
さあ、日がすこし傾いてきました。外で記念撮影しましょうか?
皆さんもおいしい空気とアイリーンさんのふくろう達に出会いに、三瀬にいらっしゃいませんか?
ふくろうとふくろう雑貨の店 シュエットの森
住所 佐賀県佐賀市三瀬村杠283-2
電話 0952-56-2929
営業 10:00-17:00
店休 水曜(ほか不定休あり)
駐車場 あり
※2018年4月下旬より、野菜直売所まっちゃんの向かいに移転オープン
みつせ高原キャンペーン開催中!
開催期間:開催中~平成29年11月5日
問い合せ:みつせ高原キャンペーン実行委員会 佐賀市三瀬支所 ☎0952-56-2111(代)
声楽家(バリトン)。1979年2月28日生まれ。佐賀出身で画家の父・研司さんと、声楽家の母・まつ子さんの下、幼い頃から芸術に触れる環境に育つ。東京藝術大学卒業後、イタリア留学、ミラノ音楽院卒。帰国後、男性ヴォーカルグループ「ESCOLTA(エスコルタ)」でメジャーデビュー。オペラ、ミュージカル、音楽舞踊劇などに出演。2009年青山円形劇場にてソロコンサート「大地の詩」をスタートし、さいたま芸術劇場にて毎年夏に開催。クラシックコンサート「Voce」、小中学生に音楽の素晴らしさを伝える「アウトリーチ・スクールコンサート」、被災地にピアノを届け、音楽空間を創り出すプロジェクト「Rising Sun」などを展開。