ファッション誌のモデルやママタレントとして活躍している優木まおみさん。衰えを感じさせない美しさや自然体な生き方には多くの女性が憧れます。優木さんの魅力の秘密を、弟の貴博さんの“証言”から探りました。
　貴博さんは、地元の高校を卒業後、東京でリラクゼーションサロンを経営。結婚後、「やっぱり佐賀で暮らしたい」と妻・麻衣子さんと一緒に佐賀へUターン。実家の中華料理店内にリラクゼーションサロン「スムリラ」をオープンし、もう1年になります。優木さんのブログやインスタなどにも何度か登場していて、仲のよさそうなお二人ですが、そんな貴博さんが語る姉・まおみさん像とは?

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秘密1「親分肌」　★姉は弟思いでしっかり者。弟の適性を見抜いて的確にアドバイス。

　
　姉とは4歳年が離れているので、子どもの頃は、なんでも積極的に姉が決めて、姉の言うことに従っていた記憶があります。喧嘩というよりはいじられている感じですねー。今でもその関係が続いていますよ(笑)　呼び名ですか?　普通に「姉ちゃん」です。僕がマッサージ・リラクゼーション関連の事業に進路を決めたのは、姉が相談に乗ってくれたおかげです。「どんな事に興味があるのか」と訊かれ、自分の可能性や適性を姉との会話で整理できました。昔から姉には見抜かれているというか、僕以上に僕をわかってくれているところがありますね。

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秘密2「アイデア力」　★おしゃれにおいしく、体のなかからきれいになるスムージーの商品開発に一役。

　
　今、店で提供しているスムージーの商品企画は姉に監修をお願いしました。6種類、冬場のホットスムージーも含めて計8種類のレシピを考えてもらいました。とってもおいしいとお客様から好評をいただいています。スムージーといえば、ビタミンやミネラルなどの栄養価と食物繊維が豊富で、美容や健康にいいものとして、すっかりおなじみになりましたが、僕がお店を出そうと考えていた2014年頃はまだ流行りはじめで、どんなものがお客様に気に入ってもらえるのか、試行錯誤していました。だから、仕事柄もあって美容と健康に詳しい姉のアドバイスはすごく助かりました。

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秘密3「アレンジ力」　★酢豚という中華の定番メニューにひとひねり。鶏肉を使ったまおみ定食がヒット。

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　両親は、僕が佐賀に帰って来ないと思っていたみたいでしたが、帰ってきたので喜んでいます。両親の中華料理店「光楽園」の人気メニューは酢豚の豚を鳥にした「まおみ定食」です。以前、みのもんたさんの番組で、「まおみさんの好きな料理だけで特別メニューをつくったらいいんじゃない」とコメントされたのをきっかけに発案されたメニューで、姉の好物ばっかり入った定食です。全国からファンの方が食べに来てくれますよ。

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秘密4「やっぱり佐賀が好き」　★故郷を思う気持ちは元気の素

　
　僕は、東京で仕事に就いてからも、いずれは佐賀に帰ると決めていました。なんででしょう、佐賀が大好きなんです。妻が北海道から佐賀についてきてくれました。行ったこともない佐賀なのに、僕の佐賀プレゼンがすごく良かったそうです。
僕もプロモーション大使、できるかもしれませんよ(笑)

　僕の思いを実現させるために、姉もスムージーの商品化を一緒に考えてくれたりして、すごく感謝しています。姉も佐賀が好きだから応援してくれるんじゃないかな。姉も話してましたけど、故郷佐賀のよさって20代のときより、30代のいまのほうがわかるんですよね。だから、故郷のために何かしたいって思うし、それが自分自身の気持ちのハリになって「がんばろう」ってやる気や元気の素になっているところがあるんじゃないでしょうか。

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…取材を終えて

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　弟の貴博さんが佐賀にUターンし、サロン経営が軌道に乗りはじめた背景には、優木さんのアドバイスもあったんですね。「故郷が大好きだから帰りたい」そんな思いを持っていても、仕事がなくてなかなか帰れない人も少なくありません。
　貴博さんの「佐賀に帰りたい」という思いを実現させるため、持ち前のアイデア力を発揮して応援している優木さん。グラビアからファッションモデル・マルチタレントへと活躍を続け、きらきらと輝く美しさの内側に、ご家族や故郷=佐賀への思いが詰まっているような気がしました。