佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です! PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。
vol.7
今号の研究テーマ
こんにちは!さが鉄道研究会のかもめです。この日は、ミニトレイン乗車会、アルミカート乗車体験、佐賀大学の嬉野温泉駅研究、鉄道お宝館、佐賀駅ミュージアム、佐賀駅ホームではななつ星in九州のお出迎え、125周年を迎える佐賀駅の写真展示などが行われました。私たちも、ブルートレインさくら号のヘッドマーク、旧佐賀線の佐賀・瀬高の行き先表示板の展示、プラレール走行会「みんなのプラレールワールド」を大規模に実施しました。
佐賀駅鉄道の日テーマパークイベントには、インターネットやえびすFMをお聞きになられた1000人近い全国の鉄道ファンや子どもたちが大勢やってきてくれました。
ブルートレインさくら号が、東京と長崎を結んで寝台特急さくらとして運行開始したのは、なんと56年前の1959年(昭和34年)です。1965年(昭和40年)からは、佐世保行きも併結し、東京発列車番号1の見事なブルートレインとして日本の高度経済成長を支えてくれました。この時の電気機関車やディーゼル機関車などに取り付けられたのが、このヘッドマークです。
佐賀にお住まいの多くの方も、東京に行く時は寝台特急さくらに乗られた方も多いのではないでしょうか。私も横浜の大学に行った時には、佐賀からこのさくらに乗って横浜まで行きましたので、なんと言っても一番の懐かしい思い出深い列車なんです。
また、佐賀と瀬高を結んでいた佐賀線のことも、佐賀に住む私たちにとっても忘れることのできない存在です。鉄道遺産となっている筑後川昇開橋が有名ですが、当時は、長崎と熊本を結ぶ急行ちくごがグリーン車付きで走っていましたね。このホーローの佐賀と瀬高間を表示する行き先表示板(通称サボ)は、今となってはとっても貴重なものです。
プラレール走行会「みんなのプラレールワールド」ですが、えきマチ一丁目の西の元のフィットネススタジオで行われたので、じゅうたん敷きで子どもたちに優しく、幼稚園、小学生や中学生までたくさんの方々に来ていただきました。
485系885系787系かもめ、ゆふいんの森、あそぼーい、SL人吉、ソニック、800系新幹線、ドクターイエロー、機関車トーマス号、西鉄3000形、京浜急行2100系など最大12編成を同時に走らせましたので、たくさんの列車がくねくね走る姿は、それは壮観で感動的でもあり、子どもたちはもちろん、大人も大歓声を上げてくれてました。
イベント終了時にも20人近い子どもたちが残ってたんですが、とっても感動したことを皆さんにお伝えします。それは、通常は時間になると「みなさんプラレール走行会終了です。皆さんお帰りください」というところですが、いつも「帰りたくない!」ってだだこねて大泣きする子が多かったので、今回はあえて「もうすぐプラレール終わるけど、列車とレールの片付けお願いできないかな」って子どもたちに頼んだんです。
そうすると、「うん。片付ける」って、大泣きするどころか、喜んで、皆さん全員で片付けてくれました。子どもたち同士で「電池はずして箱に入れるんだよ。レールも直線と曲線分けて片付けてね。」って協力し合って片付ける姿をみて、感動してしまいました。
「ありがとう!!みんな片付けてくれてありがとう。またプラレール走行会するときは来てね」って言いましたら、みんなが「ありがとうございました。今度はいつするんですか?今度も絶対来ます」って言ってくれて、涙が出るくらい嬉しかったです。
最後にJR佐賀駅の方々や、たくさんの来てくださった子どもさんや保護者の皆さんにこの場を借りて深く感謝いたします。
●さが鉄道研究会
毎週水曜よる8時から「鉄ちゃんで行こう」
89.6MHz えびすFMで好評放送中!
※スマホアプリをダウンロードすればどこでも聴けます
ラボ研究団体
さが鉄道研究会
PROFILE
「さが鉄道研究会」(古賀宏会長)は、鉄道が大好きな人が集う会で、会員数は佐賀を中心に全国に30人ほど。会則はなし。資格は鉄道・列車が大好きな人。現在「えびすFM」で毎週水曜午後8時から、研究会員自らがパーソナリティを務める番組「鉄ちゃんで行こう」を担当している。当番組では、佐賀の鉄道の歴史や文化、鉄道の魅力、楽しみ方など旅の情報を発信している。研究会では、定期的に鉄道に関する主催行事も開催している。
vol.1
筑後川昇開橋と国鉄佐賀線vol.2
わたしは「D51型206号蒸気機関車」vol.3
日本の鉄道の歴史は佐賀から始まった?!vol.5
佐賀市内に馬鉄と路面電車が走っていた!!vol.8
バルーンさが駅と佐賀駅コンコース改装vol.10
鉄道模型の聖地「モデラーズ松永」さん!