佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です!  PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。

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2018.02.05

1月1日に次女ご誕生。「今年は『君と僕の ふるさと』を第二の『佐賀弁ラジオ体操第一』に!」

ブルーの羽織でりりしくポーズをとる宇都宮さん。「和服を着ると、気持ちが引き締まります!」


 佐賀市プロモーション大使・宇都宮直高さんに、2018年1月1日、第二子となる女のお子さんがお生まれになりました。おめでとうございます。
 元日にお誕生とは二重におめでたいことです。1月12日から始まった「吉武大地とハートフルな仲間達」コンサートに出演のため、佐賀を訪れた宇都宮さんにさっそく、喜びの声をいただきました。


――二人目のお嬢さま、無事のご出産、おめでとうございます!

 ありがとうございます。1月1日に、2人めが生まれました。1月3日が予定日だったのが、お正月にバタバタと……。おかげで、出産に立ち会うことができました。
 父親としては2人めだから、余裕を持って臨めるかと内心思っていたんですが、これが全然(笑)! 生まれてくるまではハラハラ、ドキドキでした。母子ともに健康で、ホッとしています。


4人家族になりました。劇団四季の「ライオンキング」で、シンバ役だった宇都宮さんの相手役、ナラを演じた奥様の日佳瑠さん、2人の姫たち、宇都宮さん。


――上のお子さんの反応は?

 長女は下の子が可愛くて、可愛くて仕方がないみたいで、そばから離れません。少しだけ、赤ちゃん返りした部分もありましたが、「私がおっぱいあげる!」と張り切っています。ただねぇ……見ていると、抱き方がコワい(笑)。でも、娘二人を見ていると、愛らしくて、こちらも思わず笑顔になります。


お姉ちゃんは、妹さんが可愛くてしかたない様子です。

赤ちゃんをギュッと抱きしめているお姉ちゃん。ママを助けてくれそうですね。


――佐賀市のプロモーション大使になると、子宝に恵まれるんでしょうか(笑)。2017年は優木まおみさんと中越典子さんがご出産されましたし。

 そういえば、そうですねえ(笑)。


1月12日、佐賀市浪漫座のコンサート。お気に入りのディズニー作品『ピーターパン』からのナンバー「右から2番目の星」を歌い上げる。

3人の歌声に合わせて、松村さんがピアノ演奏をし、掛け合いをしているような信頼のステージを展開。


――ファミリーの中で、殿方は宇都宮さんだけですね。

 はい、娘2人と妻、姫ばかりです。男は僕一人なので、「家族を守っていかなければ」という気持ちがより強くなりました。妻とは、僕が東京藝大の学生時代から所属していた劇団四季の『ライオンキング』の共演が縁で、一緒になりました。
 音楽のつながりで夫婦になりましたので、これから成長していく娘たちとも音楽活動がやれたらなあ……といまから、楽しみに思います。できれば娘のほうから「音楽がやりたい」って言ってくれたらいいですね。


――その点、宇都宮さんは東京で音楽と言葉の表現を教えるスクールをなさっていますから、お嬢さんたちも自然と音楽や舞台に興味をもたれるのではないでしょうか?

 一般に、音楽のセンスは幼少期のうちにある程度、決まると言われています。長女は2歳ですが、自発的によく歌います。音に合わせて歌を歌えるんですよ。2歳で音程に合わせて歌える子供は珍しいらしく、娘に歌のお仕事をいただきました。


明治維新博覧会のポスターの前で、盟友・吉武大地さんと(2018年1月15日・佐賀県庁ロビーにて)。


――2歳でデビューですか!? すごいですね。

 そんな大げさなものではないんですけどね。長女はとくに僕が歌う、尾崎紀世彦さんの『また会う日まで』が好きなんです(笑)。コンサートでもときどき歌う曲目ですが、家で稽古していると、「パパ、あの歌はまだ歌わないの?」と聞いてきます。


――宇都宮さんのスクールからは各種オーディションや劇団員に合格されている人が多いですね。以前、ご自身も所属していらした「劇団四季」にも合格者を出されています。

 スクールを開校して3年たちますが、初年から3年連続で劇団四季のオーディション合格者を出せて、「嬉しい」の一言に尽きます。よい結果が生徒さん本人の才能と努力によることはもちろんですが、教える僕の側も自分が教わってきたこと、これまでやってきたことを他に還元できていると実感しています。

 僕のスクールはあえて歌とか、演技とか、ジャンルを区切らずに、「ことばと声を使った表現」を教えるスクールと銘打っています。表現方法・発声だけでなく、舞台への取り組み方、オーディションについて教えています。舞台人を目指す人だけでなく、結婚式のスピーチやご挨拶、会社でのプレゼンテーションを習いにくる方もありますが、みな、僕にとっては「声とことばを使った表現」です。また、自分自身が舞台に立つ一方、スクールで教えていることが両輪となって、お互いによい効果を生んでいるかと思います。


――オーディションに受かる秘訣はなんですか?

 オーディションって本番より緊張するんですよ。人生が懸かっていますから。その気持ちは、僕もよくわかります。やっぱり、緊張は稽古の積み重ねが薄くしてくれるし、解決してくれるんですね。
 合格した生徒さんたちは夢をかなえる第一歩を踏み出したところ。「合格したら、それで終わり」ではなく、なんらかの形で応援していきたいです。


――今年も佐賀で沢山、お仕事してくださいね。2018年はどんな1年になさりたいですか?

 もちろん、佐賀のPRも頑張りますよ! 去年は佐賀市プロモーション大使に就任したことで佐賀での仕事が増え、、何度も帰ってこれましたし、去年の「佐賀城下ひなまつり」は妻と長女の3人で見て回ることができました。故郷のPRを30代でお任せいただけるというのは、光栄なことだと思っています。

 僕のオリジナル曲に佐賀を想ってつくった『君と僕のふるさと』がありますが、2018年1月のコンサートでは、お客様がたに、『君と僕のふるさと』を僕が歌う場面に限って、写真撮影・動画撮影をフリーにして、撮ったものを拡散していただくよう、呼びかけました。この歌を今年はもっともっと広めたいと思っています。

 去年の『佐賀弁ラジオ体操第一』(宇都宮さんがナレーションを務めている)に続いて、佐賀の方たちにも、この曲をぜひ覚えてもらいたいですし、機会があれば、佐賀の子供たちと一緒に歌いたい。その輪が広がっていって、大人も子供も一緒に、声をそろえて歌えたら幸せです。


「佐賀を想ってつくった『君と僕のふるさと』ぜひ聴いてください!」

https://youtu.be/u56RyUVd0-8
↑宇都宮さんがつくった「君と僕のふるさと」。こちらから、ご覧になれます。

はなわ

Hanawa

優木まおみ

Yuki Maomi

吉武大地

YOSHITAKE DAICHI

中越典子

Noriko Nakagoshi

宇都宮直高

Utsunomiya Naotaka

宇都宮直高

PROFILE

宇都宮直高 Utsunomiya Naotaka

テノール歌手・舞台俳優。佐賀市出身、父親の仕事の関係で小学校時代をアメリカのカリフォルニアで過ごす。佐賀市の鍋島中学校時代に合唱部で活躍し、全国優勝を経験。致遠館高校に進学後も音楽を続け、東京藝術大学声楽科に進学し、オペラの基礎・応用を学ぶ。在学中「メリーウィドウ」でカミーユ役に抜擢され、オペラデビューを果たす。2000年に劇団四季に入団。初舞台で『ライオンキング』シンバ役を好演。現在は、歌手・俳優としてのみならず、ボイストレーニングスクール『U musicroom』を主宰し、音楽講師として活動の幅を広げている。