佐賀ならではの時間や空間の楽しみ方など、通りいっぺんの観光では味わえない濃い深い情報満載です! PR隊長のはなわさんや優木まおみさんがディープな佐賀へと誘います。
vol.6
今号の研究テーマ
この日は、午後1時30分から、秀島敏行佐賀市長、JR九州博多駅長の森勝之氏、ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏ら関係者が参加し、JR博多駅4番のりばで出発式が行われました。
※佐賀市ホームページ掲載「ラッピングトレイン“バルーンかもめ号”出発式&お出迎え式」のようすは画像をクリック!
8月26日午後2時すぎ、佐賀駅に到着。改札口ではたくさんのバルーンが出迎えてくれました。バルーン大会PRを盛り上げてくれています。集合時間の午後2時15分、改札口でお迎えをする人たちに小旗(20cm×26cm)が渡されました。白いかもめに2016熱気球世界選手権開催をPRするデザインで、鉄ちゃんとして「これはとっておきたい!」と思いました。
この日を楽しみにしていた鉄道ファンや鉄ちゃん予備軍の子どもたちなど約30人に佐賀市役所の職員ら約20人がホームでバルーンかもめ号の到着を待ちました。
…が、なかなか来ない、暑い? いや、風が吹いていて、いつもよりは、ちょっとだけ涼しかったが、8分遅れで到着するとのアナウンスが…(えっ?)午後2時32分の予定が午後2時40分到着となりました。
到着アナウンスが流れ、ホームにバルーンかもめ号がすべりこんで来ると、出迎えた人たちは思い思いに小旗を振って歓迎しました。
到着したバルーンかもめ号には、博多駅からの乗客が…そうなんです。これから⒒月上旬まで、ここ長崎本線を走るんですね。楽しみです。嘉瀬川河川敷のバルーン会場からも見てみたいですね。
白い一色のボディに、色とりどりのバルーンが飛んでいるデザインは、あの水戸岡氏がデザイン監修したものだそうです。鉄道ファンのみなさんは、ぜひ、嘉瀬川河川敷から本物のバルーンと一緒にシャッターチャンスをねらってくださいね。
今年のバルーン大会は、10月28日から⒒月6日まで開催されます。私も一眼レフカメラを手にバルーン会場へ行きます!
運行期間:平成28年8月26日(金)~11月上旬予定
※「2016佐賀熱気球世界選手権」開催期間(10/28~11/6)を含む。
運行区間:長崎本線(博多~佐賀~長崎間)
※その他の線区(日豊本線等)を運行する場合もあります。
使用車両:885 系 1 編成
デザイン監修:水戸岡鋭治氏
<プロフィール>
1947年岡山県出身。イラストレーター、インダストリアル・デザイナー、プロデューサー。1972年にドーンデザイン研究所を設立。建築・鉄道車両・グラフィック・プロダクトなどさまざまなジャンルのデザインを行う。なかでも、JR九州の駅舎や、車両のデザインは、鉄道ファンの枠を越え広く注目を集め、ブルネル賞・ブルーリボン賞・ローレル賞・日本鉄道賞・毎日デザイン賞・菊池寛賞など多くの賞を受賞している。
●JR九州885系車両について
JR九州の「かもめ」(長崎本線)・「ソニック」(日豊本線)などで運用されている特急用車両。全車が日立製作所で製造され、デザインはドーンデザイン研究所が担当した。丸みの帯びた流線型の前頭部となっており、車体全体が白一色の塗装となっている。座席は全席リクライニングシートで、一部の車両で本皮革張りが採用されている。2000年3月の営業運転開始以降、鉄道友の会第44回ブルーリボン賞、ブルネル賞、財団法人産業デザイン振興会グッドデザイン賞を受賞している。
ラボ研究団体
さが鉄道研究会
PROFILE
「さが鉄道研究会」(古賀宏会長)は、鉄道が大好きな人が集う会で、会員数は佐賀を中心に全国に30人ほど。会則はなし。資格は鉄道・列車が大好きな人。現在「えびすFM」で毎週水曜午後8時から、研究会員自らがパーソナリティを務める番組「鉄ちゃんで行こう」を担当している。当番組では、佐賀の鉄道の歴史や文化、鉄道の魅力、楽しみ方など旅の情報を発信している。研究会では、定期的に鉄道に関する主催行事も開催している。
vol.1
筑後川昇開橋と国鉄佐賀線vol.2
わたしは「D51型206号蒸気機関車」vol.3
日本の鉄道の歴史は佐賀から始まった?!vol.5
佐賀市内に馬鉄と路面電車が走っていた!!vol.8
バルーンさが駅と佐賀駅コンコース改装vol.10
鉄道模型の聖地「モデラーズ松永」さん!